片付けの前に、自分に合う暮らし方を考える

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いよいよGWが始まりましたね。

いつもなら初日に新幹線に乗って実家に戻るんですが、今年は帰省を自粛。人に会えない寂しさはあります。が、せっかくの長期休み。「普段後回しにしていること、この機会にやっつけちゃえ!」と、この期間を楽しむことにしました。

 

モノと向き合う前に、自分と向き合ってみる

昨日から手をつけたのが、おうちの片付け。2人育児の繁忙さにかこつけてアレやこれを投げっぱなし、置きっぱなしになっている部屋の中を、GW中にスッキリと決意。しかし、子供が増えて物も増えた今、何から手をつけていいか分からず・・・。

 そんな時に気になったのが、「ライフオーガナイザー」という言葉。調べてみると、アメリカ発祥の「オーガナイズ」という考えに基づいて、片付けを含め暮らしをコンサルティングするための資格なんだそう。よく聞く「整理収納アドバイザー」がモノを片付けるプロだとすると、この「ライフオーガナイザー」は人に合わせた片付け方法を考えるプロ。「モノと向き合う前に、まずは自分の価値観と向き合いましょう」という考え方に、なんだか惹かれるものがありました。

 

ライフオーガナイズでは、「利き脳」を参考に片付けの方法を考えます。以前からインスタや雑誌の収納を真似してみたけどなんだかしっくりこない・・・なんてことが多かったんですが、実は脳の使い方によって適切な収納や片付けの方法が違ってくるんだとか。

自分の利き脳を調べる方法はとても簡単。両手の指を組んだ時に親指が下にくる方がインプット、腕を組んだ時に下側にくるのがアウトプットの利き脳になります。

 私と夫の場合、インプットは右、アウトプットは左が優位という結果に。この組み合わせの特性は「見た目と機能性を両立したい完璧主義」。形から入るのが得意なタイプなので、収納用品を揃えて見た目良くしたり、計画を立てたりするとモチベーションが上がっておすすめなんだそう。

 

自分にあった方法が分かると、片付けってこんなに楽しい!

新しい知識を得るとすぐさま試してみたくなる私は、早速実践。クローゼットの中で一番目立つとろこに置いてあったプラスチックの衣装タンス。夫が独身時代から使っていたものですが、見た目が好みじゃなくて見るたびになんとなく嫌な気持ちになっていたんです。それを、私が使っていた無印の収納ケースに入れ替えてみました。ただそれだけなのに、整った見た目に心がときめく、ときめく!すっきりした空間ってこれほどまでに気持ちいいものなのか・・・。驚いたと同時に、「もっと素敵な空間にしたい!」と意欲が溢れ出てきたんです。夫も気持ちは同じだったようで、「この収納に入る分だけにモノを減らす」とせっせと選別、掃除を開始。

使っていない服や小物も思い切ってこの機会に処分し、とりあえず使えるからと寄せ集めで使っていた収納用品も色や形を揃えることにしました。

クローゼットが整ったら次はリビング、その次は子どものおもちゃを・・・と、家中のスッキリした光景を想像して1人にんまり。この勢いのまま、連休中に片付けを終わらせてしまおうと計画中です。

 

自分に必要なモノを選び取れるようになれば、もっと毎日が楽しいはず

ライフオーガナイズって、ただ「モノを捨てて片付ける」という考え方はしないそう。どういう暮らしをしたいのかをまず考えて、その姿になるために必要なモノ、大事なモノを選びとる・・・。その繰り返しで、自分にとって本当に必要なモノを選んでいけるようになれば、毎日がもっと楽に、楽しく生きられるようになるのかもしれません。

 

子供達の相手をしながらの片付けはなかなか進みませんが、我が家にあった暮らしを見つけるために、少しずつ頑張っていこうと思います。

 

今日もお互い、よい1日を!