子どもが車のスライドドアで指を挟んだら

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昨日、長女が怪我をした。

出かけようと車に乗せてスライドドアを閉めたときに、ドアの隙間に左手を挟んだのだ。

手をおさえて「たすけて」と泣き叫ぶ娘の姿は痛ましく、すぐさま病院へむかった。

幸いにも骨に異常はなく、今晩あたりは痛みもあるし腫れるかもしれませんと言われたが、痛み止めを飲んで様子観察でいいとのことだった。

看護師さん達に「いたかった」「びっくりした」と泣きながら話し、先生に包帯を巻いてもらうと気持ちが落ち着いたのか、娘はニコニコと笑うようになってホッとした。

慎重な性格の彼女がまさかそんな怪我をするとは思ってもみなかった。もし骨が折れていたら。指が動かなくなってしまっていたら。あわやの大惨事に、胸がぎゅっと締め付けられる。自分が怪我をするよりも、娘が傷つくことの方がよっぽど恐ろしい。

あの時の状況を思い返すと、今でも腹の底がきゅうっと締め付けられる。

子どもは何をしでかすか本当に分からない。実家の母が口を酸っぱくして言い続けていた言葉の意味が、子育て4年目にしてわたしの中に刻み込まれることになった。

 

未来の私たちのために、今できることは?

もう2度と同じようなことが起きないように細心の注意は払うが、今後病院に駆け込むようなことがないとはいえない。

普段世話しているわたしでさえパニックになるのだから、夫しかいない状況で娘が怪我をしたら、どうしようもなく焦るのではないだろうか。

転勤族で土地勘もない以上、こうした緊急事態にいつでも対応できるように、何か手を打っておく必要がある。

考えた末、子どもの病院を一覧にまとめ、車と家と2箇所に準備しておくことにした。診療時間や電話番号、住所がわかれば、焦っていてもすぐさま病院に駆け込むことができる。

子どもの保険証や母子手帳、診察券は人ごとに分けてケースに入れているので、場所さえ伝えておけば夫でも困ることはないだろう。

 

 

子ども達には病気も怪我もなく過ごしてほしいが、乳幼児2人がいる我が家ではいつ何時トラブルが起きるか予想もつかない。

未来のわたし達が救われるように、対策は一つでも多くストックしておきたいものだ。