結婚生活を続けるコツは○○だ!
こんにちは。しばです。
先日、一人で近所のカフェに行っていたときの話です。
カフェで遭遇した、結婚を夢見る系女子
昼下がりの日曜日、カフェのカウンターでコーヒー片手に作業していたときのこと。
何やら右後ろの席から、興奮気味の声が聞こえてきました。
「ほんと、マサキとは色々あったから報告するか迷ってたんですけど、でもやっぱ言っとかなきゃいけないかなって思って、マサキとのこと心配してもらってたし、マサキ先言ってるかなって思ったんですけど誰にも言ってないみたいだし、思い切って連絡して…。もうずっと会いたくてやばかったです!」
何回マサキ言うん(笑)。ちらりと視線を向けると、岡田結実似のかわいらしい女の子が、年上らしいもう一人の女性に口早に話していました。
「マサキと別れてる間ほんとやばくって…。他の子がきてるってことも聞いてたし、でも別れてるからなんも言えんって思ってて、でも気になって仕方なさ過ぎて…。」
聞き耳を立てるつもりはなかったんですが、聞こえる話から察するに、どうやらその女の子、マサキと別れていた時期があったようで、その間に彼が他の女子からアピールされていることを知り、やきもきしていたみたい。別れた原因は、彼女にほかに好きな人が出来たから…と。そいつはどうなったんだ。
「その子のインスタ特定して、過去から全部見たんですよ!なんていうか、意識高い系っていうか。女子って感じなんですよね。あ、見ます?最近見てないけど…。…分かります?まぁ可愛いから自分に自信あるんだなぁって感じですよね。マサキこういう女嫌いやわーって思ったけど別れてるし何も言えなくて…」
いや、君の話しぶりから察するに、マサキ女子女子したタイプ大好きよ!笑
「別れてるときはあれですけど、わたしと一緒だったらマサキは大丈夫です。そんなやつさっさと切れって、言っちゃいましたもんわたし。」
マサキ、そのうち浮気するかもしれんよなぁ。知らんけど。
可愛い子二人にアプローチされるなんて、マサキはイケメンなんだろうかなんてぼんやり考えていると、段々と向かい側で相づちをうっている女性の存在が気になってきた。
どうやら彼女は友人知人に手当たり次第復縁の報告をしているみたいだけど、結局、今日は復縁の報告で会ってるの?
聞こえてくる会話の端々をつなげると、どうも相手の女性はマサキの兄妹の奥さん(または彼女)だった様子。そして、マサキと結実似の彼女は復縁と同時に結婚まで決めたらしい!
「もしマサキが今別の子連れてきて、また1から関係作るってなったら面倒ですよね!」
大好きなマサキとゴールイン間近の彼女は余裕があるらしく、「マサキと結婚してあなたの妹になるのは私しかいないですよね!」のような強気発言…。
いや、別に普通そんなもんだから!!
やりたいことがあったのに、私の方がマサキに気を取られて集中できんわ!(笑)。
残っていたコーヒーを一気に飲み干し、店の外へ出ました。
理想通りにはいかない、結婚の本音
私もかつては結婚に夢をもっていました。
大好きな人と毎日一緒にいられるなんて、なんて幸せだろう!
毎日何気ない会話をして笑って、一緒にご飯を食べて、休みは一緒に出かけたり、子どもができても恋人の部分は忘れずにいたいなんて、妄想したり。
しかし、1年もすれば現実に気が付いたんです。あ、これは理想通りにはいかないなって。
うちの夫は雑談する意味が分からないっていう方で、私がぺちゃくちゃ喋ったところで基本返事も帰ってこない。酷いときには、「疲れてるから」と会話を拒否!
休みも遅くまで寝て、昼前に起き出す。一緒に買い物に連れ出しても、「頭がぼーっとする」とつねに眉間に皺がよって退屈そう。そのくせ、自分の服なんかは率先して見に行くの。
手料理を頑張っても「美味しいよ」もない。てゆーか、食前食後の挨拶もない!
「ありがとう」なんて、彼の辞書には書かれていないんだろうなーって感じ。
二人で生活してるんだからと不満を伝えると、「一人暮らしが長かったから」「その時に言ってくれないと分からない」。
当時を思い出すと、今でもムキー!!と怒りが…。
今はだいぶ彼も私も大人になりましたが、当時の私は毎日イライラでした。
結婚する前に分かるだろ!とツッコミが入りそうですが、よっぽど客観的な人じゃないと分からないんじゃないでしょか。
だって、付き合ってるときは彼も気を遣ってたんだもの。
1週間に数回会うのと、朝晩毎日顔を合わせるのでは、また印象も変わってくるものです。
しかも、不満を改善しようとしても、明らかに乗り気ではない彼と話をするのは骨の折れる作業でした…。
結婚で何かが変わるわけじゃない。覚悟を決めて進むだけ
結婚してから思うのは、一人で生きる方が断然気楽ってこと。
お金も時間も自由だし、素敵な人に出会ったら恋もできる。
結婚したらすべてが2人のもの。恋心もときめきもなくなって、嫌な部分だって見えてくる。
それでも、私はこの人とやっていく!と覚悟を決めるのが、結婚生活を続けていくコツかなぁと思いました。