自信を持って「好き」と言えることはありますか?

こんにちは。【わたしのじかん】管理人のしばです。

雨の日が続いていますね。7ヶ月の妊婦+2歳児の組み合わせである我が家では、もっぱら家に引きこもっている毎日です。お出かけは車で近所のスーパーに行くくらい。

一日どうやって過ごそうか、雨降りの日の正解ってなんだろうなと試行錯誤の繰り返し。

粘土遊びやおままごとなど、娘が飽きないように手を変え品を変え1日を乗り切っています。

娘の口癖から始まった、私の「好き」探し

さて、我が家の娘ですが、2歳をすぎたあたりから語彙が増え、自分の欲求を言葉で伝えられるようになってきました。

そんな娘を見ていて「いいなぁ」と思うのが、「好き」が周りに溢れていること。

頻繁に「コレすき!」と指差して教えてくれるんですが、1日の中で何回も「好き」が出てくるんです。

デザートのみかんや桃、納豆、ふりかけご飯。粘土遊びに、滑り台とブランコ。お散歩。

私のところにふらりとやってきて、抱きついたと思ったら「まま、だいすきよぉ」。

かわいい娘の「好き」を聞いてほっこりした気持ちになっている私ですが、ふと気がついたんです。「あれ、私が好きなものってなんだっけ?」

「好き」なことがない自分に自信が持てない

「好きなことを仕事につなげたい!」とライター業やブログを始めて以降、自分の中の「好き」をずっと探してきました。

猛烈な「好き」という気持ちは、自分の「強み」になると思ったから。

でも、自分の中に他人に言えるほどの「好き」が見つからなくて。

「好き」なものはあるけど、自信を持って人様にその分野に詳しいと言えるほどのものはないし、長年ずっと続けている趣味や習い事もない。

あぁ、私って「強み」が全然ない人間なのかもと感じて、何もない自分に焦っていました。

でも、娘の様子を見ていて気がついたんです。「好き」ってもっと直感的な物で、もっと身近な物なのかもしれない。

身の回りに溢れていた自分の中の「好き」

軽い気持ちで周りを改めて見回して、「なんだか心地いいな」とか「好きだな」と思うものをノートに書き出してみました。

そしたら、次から次へポロポロ気づきがあって。

昔から朝は強い方だけど、実は「朝の澄んだ空気」が好きなのかも、とか。

なんとなくで集めていたインテリアや雑貨だけど、心惹かれるのっていつも「青と白の組み合わせ」「ナチュラルな雰囲気のもの」だよなぁ、とか。

人とのおしゃべりも楽しいけど、1人の時間がある方が気分が楽だな、とか。

一つ一つはバラバラだけど、自分の中の「好き」をたくさん持っていたこと、しかも「好き」が自然と身の回りに集まるように選んでいたことに、自分自身驚きました。

好きを仕事につなげようと思うあまり、自分の器以上の何かを探し求めていたようです。

一貫性のある、軸の真っ直ぐ通った「好き」が欲しくて、そういうのがある人を心底羨ましいと思っていたんですが、今の私の「好き」はまだバラバラ。

でも、今は背伸びしなくていいんじゃないかと。

自分の中の「好き」に気がつければ、それを大事にしていられれば、きっと私も同じように自分の「好き」の中に大きなテーマを見つけられる。

そう思ったらワクワクして、「今の自分もいいなぁ」と心が軽くなりました。

小さな「いいかも」を育てていきたい

「好き」なことや「個性」「強み」ってもちろん人と比べて気がつくものでもあると思うけど、自分の中にちょこんとあり続ける「これいいかも」っていう気持ちの進化系なのかもなぁと考えるようになりました。

今日も雨。朝の1人時間を満喫しつつ、カタカタとキーボードを打っています。

あなたは、自分の「好き」を知っていますか?