専業主婦でも育児ストレスは溜まります!その原因と解決法は?
専業主婦は時間にも心にも余裕があると思われがちですが、ずっと子どもと一緒の生活は何かとストレスが溜まりがち。
専業主婦で子育て中の私が、実際に感じたことを書いていきます。
専業主婦も子育てストレス感じてます
結婚して半年で妊娠し、娘を産んで早1年半。
専業主婦のため余裕があると思っていたのに、なんだか毎日憂鬱としていることに気が付きました。
子育てや家事に加えて、仕事までしているママが沢山いるのに、なぜ専業主婦の私は娘と過ごす時間が楽しくないと感じるんだろう。
でも、子育てと家事しかしていないのに「しんどい」とは言いにくくて、モヤモヤをずっと胸に抱えていました。
専業主婦の育児ストレスの原因と、私なりの解決法を紹介します。
専業主婦の育児ストレスの原因はなに?
【ストレス①】自分のための時間がない
子どもはいつだって予測がつかないもの。
オムツも授乳も思うとおりにはいかないし、「なんか横漏れしてる〜!!」ってことも日常茶飯事。やっと寝た…と自分の時間を楽しもうとするも、1分後にはギャン泣き。
夜に何かしようと思っていても、寝かしつけと同時に自分も寝落ちして、気が付けば朝…なんてこともしょっちゅう。
しかも、どうしても子どもがぐずるとそっちが優先になって、自分の食事や睡眠、トイレなど必要最低限な生活も後回しになりがち。
自由に使える時間があるはずなのに、自分のやりたいように過ごせない。
短期間ならまだしも、これが何年もずっと続いていくことが一番のストレス!なんです。
1歳頃になれば生活リズムもできてきますが、成長と共に活動時間や範囲も広がり、今度は体力がついていかないということも…。
働いている人であれば、通勤時間を含め勤務中は子どもと離れる時間ができますが、専業だと24時間体制で土日も休みなし。
自分で無理にでも「休み」を作らないことには、ずっと子ども優先の生活が続きます。ワーカーホリックならぬ、子育てホリックですね…。
【ストレス②】話ができる人が少ない
共働き家庭が増えている昨今、「私は専業主婦です!」と堂々と言いにくいと感じているのは、私だけではないはず…。
自分の育った地域の近くに住んでいるなら、地元の友人と子連れで遊ぶこともできますが、転勤族の我が家は縁もゆかりもない土地で子育て中。
子どもセンターや公園で出会うママ達と話はしますが、なかなか顔見知りになったり連絡先を交換するまでには至りません。
「ママ」という共通点はあるものの、出会うのは年齢も生活環境も違う人達。友人になれる人に出会えれば、かなりラッキーかも!
幼稚園や保育園に通うようになれば人間関係も広がりそうですが、0〜3歳のうちは人間関係を広げにくく、心を打ち明けられる相手を見つけるのは至難のわざです。
さて、本来は一番の理解者であるはずの夫。
休日は率先して子どもと関わろうとしてくれるのですが、子どもと添い寝しながら先に寝ちゃうし、勝手に休日の予定を入れてくるし、子どもより自分のご飯優先だし…と、普段子どもと過ごす時間が少ないせいか自分ペースで行動することが多く、イラァ…!とくることが多々。
普段私がどんだけ子ども優先して頑張ってると思ってんの!と、はんば八つ当たりですが(汗)
愚痴や、子どもの話をしたところで、相づちは何を言っても「うん」ばかり。
あげく、「今日は疲れているから」とむっつりされる(泣)。
いや、わかるんだけど、わかるんだけどね…!!なんで子どもの機嫌もとって、夫の機嫌までとらにゃあかんの(泣)
女性は話して、共感されてリフレッシュできるもの。夫と話してもただなんとなく聞き流されるだけで、ストレスは溜まる一方でした…!(泣)
【ストレス③】自分の頑張りが認められない気がする
仕事とは違い、育児や家事は「家の中」のこと。
生活に密接にかかわる家庭のことは、どうしても「やって当たり前」になりがちです。
誰かに言われたわけでもないのに、「あそこに比べたらうちの子は大人しいし楽だ」とか「専業主婦なんだからこのくらい家事ができて当然」とか、無意識に自分を卑下しているママも多いのではないでしょうか?
専業主婦だって家族や子どもが快適に過ごせるように、日々工夫を重ねて家事や育児に奮闘しているはず。しかし、よっぽど気が利く旦那さんがいるなら別ですが、誰かに感謝されるわけでも褒められるわけではなく、自分の頑張りが誰からも認められないという日が続けば、誰でも気持ちが落ち込んできますよね。
「子どもの成長がやりがいになる!」ともいいますが、子どもってどんなに教えても何事も自分のタイミングでできるようになるので、「私が頑張ったからここまで成長できたのよ!」とは言いにくい…。
別に見返りが欲しくて育児しているわけでもありませんが、「ありがとう」や「助かった」「よく頑張ってるよね!」という温かい言葉があるだけで、「もうちょっと頑張ってみようかな」と前向きになれますよね。
専業主婦の育児ストレスの解消法は?
さて、ストレスの原因がわかったところで、次は私も実践している育児ストレス解消法を紹介します!
子どもと離れる時間をつくる!
育児ストレス解消に一番効果的だと感じるのが、「子どもと離れる時間をもつ」こと!
パパが休みの日でも、一時保育に預けてもいいので、とにかく子どもと離れて、自分の自由に過ごせる時間を作ってみてください。出かけるもよし、家でだらけるのもよし。とにかく、「自分のやりたいこと」をとことんやってください!
専業主婦なのに仕事で疲れている夫に子どもを任せてもいいのか…とか、お金かけてまで子ども預けるのもちょっと…とか、子どもを他の人にお願いするのってなんだか罪悪感を感じますよね。でも、いいんです!
笑顔で子どもとの時間を楽しめるようになるには、自分自身を労ることが必要不可欠。
私も最初は娘を預けることに罪悪感がありましたが、一時保育に行った後の娘の楽しそうな様子を見て全てふっとびました。自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感があったけど、離れる時間があることで私も娘も得るものがあると気付いたんです。今は授乳も終わったので、週末に2時間ほど自由時間をつくり、カフェでゆっくり自分タイムを過ごしたりしていますよ〜。
とりあえず外出する!
気持ちが落ち込んでいる時こそ、家に子どもと二人きりではなくて、外に出かけましょう!
外に出るのが面倒だから、特に用事がないからと家にこもってばかりいると、ストレスは溜まる一方です。(私はまさにそれでした)
そんなときこそぶらっと歩いてみるのがおすすめ。いつも頑張っている自分へのご褒美に、近所のコンビニでデザートを買ってもいいですよね。
「今日は疲れたから総菜買ってやる!」と出かけることもあります。結局、値段やコスパを考えて自炊することが多いですが…(笑)。
とはいえ、子連れの外出は荷物も多くなるし大変。そんなときは近所をぶらっと歩いたり、子どもを抱っこしてベランダに出るだけでもオッケー。
ぐずってる時に抱っこで外に出ると、娘も気が紛れるのか泣き止むことが何度もありました。
外で風にあたったり、歩いたりしているうちに気持ちも落ち着いてきて、「もうちょっとがんばろうかな!」と前向きになれますよ。
子育て中は誰だって頑張ってる!自分を大切に
専業主婦は孤独を感じやすく、子育ての悩みを周りと共有しづらいですよね。
もちろん働いているママも、仕事と子育ての両立とまた専業主婦とは違った悩みを抱えていると思います。
子どもにとっても、きっとママとパパが笑顔でいることが一番幸せ。
自分はどうしたら毎日楽しく過ごせるか?と考えながら、自分らしく子育てが楽しめるといいですね。