明日も明後日もなかったら、今日私は何をする?
おはようございます。
今朝5時前に部屋のカーテンを開けると、朝陽が眩しいほど部屋の中に降り注いできました。
日の出が早くなると、1日が長くなった気がしてちょっと得した気分(笑)。
早起きのいいところは、家族みんなまだ寝ているので思う存分自分の時間を過ごせるところ。
小さい人達が起き出してきたら寝るまでずっと一緒なので、貴重な2時間です。
「さて、今日はなにをしようかな?」と手帳を開けば、大抵は真っ白。前は空白だらけの手帳をみるとなんだか切ないような気持ちがしたんですが、最近は自由にスケジューリングできる気軽さがいいなと思えるようになってきました。
子育てをはじめてから一気に自分の時間がなくなり、やりたいことはどんどん積み上がっていくばかり。それなのに次々と新しいことをやりたくなるので、いつも頭の中はごちゃごちゃ。
さて、いつになったらこのモヤモヤした毎日から抜け出せるんだろう?とずっと考えていました。そしたら、ふと、閃いたんです。「今日で世界が終わるとしたら、私は何がしたいんだろう?」
あれだけ悩んでごちゃついていた頭の中から、答えは糸で引っ張られたようにすっと簡単に出てきました。「娘達と全力で遊んで、家族みんなでおうちでご飯食べて、いつも通りに過ごすだろうなぁ」って。
家で子供を育てているとはいえ、生産性も社会貢献も給料もない毎日に疲れて、「このままじゃダメだ」「自分の暮らしを変えるために、私を変えたい」そんなふうに、今の生活から離れることばかり考えていました。
でもきっとそれは、未来ばかり見ていたから。子供達が巣立った後、時間ができた時に何者でもない歳をとった自分が出来上がるのがずっと怖くて。どうにか未来を変えたいと、今の私や暮らしから目を背けていたのかもしれません。
今日しかないって分かったら、きっと子供や家族との時間を優先する。そう気づいた瞬間、「私って今までも、自分の欲しいもの、ちゃんと手に入れてきたんだな」って、少しホッとしました。
今までの道筋が「私らしさ」になっている。
押しても引いても進めないような谷の日々も、そのうちきっと糧になる。
焦らなければ、大丈夫。ダメでも、なるようになる。
今日で世界が終わるとしたら、あなたは何をして、誰と1日を過ごしたいですか?
お互い良い1日を!